• ホーム
  • ヘルペスは食事で改善できる!ビタミン類・鉄分を摂って免疫力アップ

ヘルペスは食事で改善できる!ビタミン類・鉄分を摂って免疫力アップ

男性と説明している医者

ヘルペスを引き起こす原因となる単純ヘルペスウイルスは、一度感染すると神経節に潜伏するという特性があるウイルスです。通常は、体の免疫機能が働いているためヘルペスを発症することはありませんが、風邪やストレスなどが原因で免疫力が低下すると、再発しやすいことが知られています。そのため、ヘルペスを改善するには、抗ウイルス薬を使用だけではなく、免疫力を高めることが重要です。

免疫力を高めてヘルペスを改善するには、栄養バランスの整った食事が欠かせません。特に、ビタミンAやビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類は、免疫力の向上に非常に有効です。ビタミンAは、皮膚や粘膜の代謝を正常に保つ役割を果たす栄養素で、レバーやうなぎ、緑黄色野菜、乳製品などの食材に多く含まれています。ビタミンAの吸収量を増加させるためには、油に溶けやすいという性質を利用して、油で炒めるなどの調理方法が有効です。

ビタミンCは、免疫細胞を活性化する働きがあるビタミンで、柑橘類やイモ類などに多く含まれています。基本的に、熱に弱いビタミンなので加熱しすぎると分解されてしまいますが、イモ類の場合はデンプンが熱から守ってくれるため加熱調理でも問題ありません。なお、ビタミンCは水溶性で余剰分は尿として排出されるため、1度にまとめて摂取するよりも、こまめに摂取した方が効果的です。また、ビタミンEは、抗酸化作用や皮膚の代謝を高める働きをする栄養素で、モロヘイヤやカボチャ、うなぎ、アーモンドなどの食材に含まれています。ビタミンAと同じように油溶性なので、油と一緒に摂取することで吸収量を増加させることが可能です。これらのビタミン類は、単体で摂取するよりもバランスよく摂取することで効果的に免疫力向上につながるため、毎日の食事に組み込む工夫をしましょう。

また、鉄分は、血液内で酸素を運ぶ役割をするヘモグロビンの生成に欠かせない栄養素です。ヘルペスウイルスを撃退する免疫細胞も、ヘモグロビンによって酸素が運ばれてくることで活動が可能となるため、鉄分不足に陥ると免疫力の低下につながります。そのため、意識的に鉄分を摂取した方が良いのですが、鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄と呼ばれる2種類が存在し、体内への吸収効率が異なります。ヘム鉄はタンパク質と結びついている鉄分で動物系の食材に含まれており、非ヘム鉄は植物系の食材に含まれている鉄分です。効率よく鉄分を吸収できるのはヘム鉄の方で、レバーや牛の赤身肉、しじみ、あさりなどの食材に多く含まれています。一方、ホウレン草や小松菜、ひじきなどに含まれるのは非ヘム鉄なので、これらを摂取していても鉄分不足に陥る恐れがあるため注意しましょう。